アウトバウンド営業において、最も誤解され続けているのが「質を高めれば売上が伸びる」という思い込みだ。もちろん質は重要だ。しかし、質にこだわりすぎて“量が圧倒的に足りていない”組織は、例外なく売上が伸びない。
実際、リードタイムが6ヶ月以上かかるBtoB商材では、次のような状況に陥っているケースをよく見かける。
•SDRが「選定精度」を理由に、1日数件しかアプローチしない
•アウトバウンド全体の架電・メール総数が、月間数千件レベルで止まっている
•パイプラインが薄く、来期の予測がほとんど立たない
この状態では、売上が積み上がらないのは当然だ。
なぜなら、リードタイムが長いビジネスでは、今打った弾が半年後に効いてくるからである。今日の量不足は、半年後の売上崩壊につながる。
売上を伸ばす唯一の方法:圧倒的な「量」を担保すること
売上を確実に伸ばしたいなら、まずやるべきは「質の追求」ではなく、アウトバウンドの絶対量を爆発的に増やすことだ。
目安は極めてシンプルである。
•架電:1日100件以上
•コールドメール:1日200通以上
これは“努力目標”ではなく、最低ラインだと考えるべきだ。
量を担保して初めて、コールスクリプトやリスト精度、メール文面といった「質の改善」が意味を持つ。
量が少ない状態で質を語っても、改善サイクル自体が回らない。少ない母数から得られる学びは限定的で、再現性のある改善にたどり着けないのだ。
「質を磨く前に、圧倒的な量を積む」
これが2025年のBtoBアウトバウンド営業における、変わらない不変の法則である。量なくして成功なし。量を積めば、質は必ず後からついてくる。
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