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PLが安定する会社は「仕入れ価格」を先に固定している

ToCビジネスでPL(損益計算書)を安定させたいなら、まず取り組むべきことはシンプルです。

それは「材料費を固定する契約を結ぶこと」。

多くの経営者は、
「その時に一番安い仕入れ先から買えばいい」
と考えがちです。

一見すると合理的に思えますが、このやり方では材料費が毎回変動し、PLの利益も安定しません。

経営で本当に大切なのは、その場の数%の安さではなく、利益を予測できる状態をつくることです。

例えば、同じ材料でも問屋によって価格は異なります。

* A社:1,000円
* B社:900円
* C社:800円

当然、最初はC社を選びます。

しかし、A社が「同じ800円で1年間供給します」と提案してきたなら、そこへ切り替えるという判断も十分にあり得ます。

重要なのは、どの会社から買うかではありません。

「1年間、価格が変わらない」という契約条件を確保できるかどうかです。

材料価格は、市場環境や原材料価格の影響を受けやすく、長期的には上昇するケースが少なくありません。

さらに、人件費や物流費、エネルギーコストも上昇傾向にあります。

だからこそ、PLを作成する際は「仕入れ価格が固定されている」という前提を持つことが、利益計画の精度を高める大きなポイントになります。

売上計画ばかりに目を向けるのではなく、利益を守る仕組みを先につくる。

それが、経営を安定させるための基本です。

PLは作ることが目的ではありません。

計画通りの利益を再現できる状態をつくること。

その第一歩が、「仕入れ価格を固定する契約」です。

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